チリのプロダクションサービス会社であるReal Audio Sistemas社は、経験豊富なチームと最新鋭の機材、きめ細やかなサービスとサポートを組み合わせ、さまざまなイベントの主催者にとって高い能力と信頼を与えてくれるパートナーです。
サンティアゴを拠点とするReal Audio Sistemas社。顧客のプロジェクトを強化し、包括的で革新的、かつプロフェッショナルなソリューションを提供するという同社のミッションの中心となるのは、モジュラーサウンドシステム NEXO STMへの投資です。同社のSTMはLa Cumbre Del RockやLollapaloozaなどの大規模フェスを含むあらゆる規模のイベントで活用されています。
最近では、4月22日にサンティアゴのThe Hippodromeで開催されたFestival MalezaでSTMシステムが使用され、スペインのスカパンクのレジェンドSka-Pが37,000人の観客を前にしてヘッドライナーを務めました。
倉庫では僅か4台単位で管理されるコンパクト、パワフルで同じサイズを共有するSTMモジュールですが、Real Audio社のチームは、これをフェスティバルのメインステージ用に左右のFOHハングにそれぞれ16台のSTM M46メインモジュールとB112ベースモジュールを隣合わせに、さらにダウンフィルとして3台のSTM M28 オムニモジュールで構成されるシステムを設計しました。ステージ前方には合計36台のSTM S118サブが12台ずつのLCRフォーマットで使用され、ディレイ用にSTM M28とSTM B112キャビネットのアレイが追加で使用され、さらにSTM S118サブウーファーで補強しました。アンプとプロセッシングは、AESネットワークカードを装着したNEXO NXAMPパワードコントローラーで行いました。
一方、ステージ上も全てNEXOで、革命的な45°N12モニターは、正確な指向性と一貫したカバレージ、そして安全拡声利得に余裕のある高いSPLを実現しました。
「STMは大規模なフェスティバルを含む様々なイベントにおいて、ワールドクラスのサウンドを提供するパワーと柔軟性を与えてくれます。」とReal Audio社DirectorのClaudio Valencia氏は語ります。
「私達はここチリのサウンドエンジニアリングコミュニティーと協力し、NEXO公認のシステムトレーニングを提供し、高レベルの技術・運用サポートを行っています。FOHエンジニアからはいつもSTMについて素晴らしいフィードバックを得ていますし、アーティストも45°N12モニターを気に入っています。」