アメリカ オハイオ州シンシナティの活気あるオーバー・ザ・ライン地区にある歴史的なウッドワード・シアターは、1913年にサイレントムービーの映画館としてオープンしました。現在、この非常に愛されている建物は、600人収容のライブハウスやイベントホールとして生まれ変わり、結婚式や映画上映、コンサートなど、あらゆる催しを開催しています。
ウッドワードの成功の鍵は汎用性ですが、地元のプロダクションサービスとAV技術のスペシャリストであるEvent Enterprises社（以下EE）が最近設置したNEXO GEO M10ラインアレイシステムに特に当てはまります。
「このシステムは、ある日は完全にロック用のリギング構成として、その次の日は新郎のスピーチをウェディングフォトグラファーの邪魔にならないように対処しなければなりません。」とEEマネージングディレクターGrant Cambridge氏が語ります。長年に渡ってイベント用に多くのレンタルシステムを供給してきた彼が、よく知る会場へGEO M10を選択した理由を説明してくれました。
「ステージの両脇に6台のGEO M10を吊り下げることで、メインフロアとバルコニーに必要なパワーとカバレージを確保し、4台のMSUB15サブウーファーで補完しています。」
また、100年以上前の建物の屋根裏にある根太からクラスターを安全に吊り下げたり、24インチしかないステージの下にサブウーファーを隠したりするためには、軽量かつコンパクトなフォームファクターが必須でした。
「このシステムは、NEXOのNS-1コンフィギュレーション・ソフトウェアを使ってモデリングしたときに予測されたとおりの動作をしました。キックドラムでチューニングを始めましたが、サブウーファーなしでもシステムのパワーはすぐに印象的なものになりました。」
アンプとプロセッシングは3台のNXAMP4X2MK2 4チャンネルパワードコントローラーで行い、オンステージモニター用に6台のNEXO P12ポイントソーススピーカーを用意して、オールNEXOのインストールを完了させました。
「EE社は、シンシナティが住みやすく働くのに最適な場所となるようなイベント、地元のアーティストや企業をサポートすることに誇りを持っています。」とGrant氏。「ですから、ウッドワードのようなランドマーク的な会場に、多くの人に楽しんでもらえるようなサウンドシステムを導入できたことを嬉しく思います。」
Event Enterprises社の詳細については、evententerprises.comをご覧ください。
ウッドワードの詳細については、woodwardtheater.comをご覧ください。
