Espace Mayenneはフランス西部のラバルにある外観と建築が非常に印象的なイベント会場です。この近未来的な多目的施設はあらゆるイベントに対応し、20人から4,500人を収容できる3つの施設があります。この会場にNEXOの最も多様性のある音響システムがVidelio Rennes社によって納入されました。
3つの会場の中で最も大きなSalle Mayenneは最大4,500人を収容し、スポーツとエンターテインメントイベントが開催されます。この屋内アリーナにはNEXO GEO S12システムが採用され、合計10クラスターがスタンド席、アリーナのコート内をカバーするように設置されています。合計32台のGEO S12キャビネットが使用されていますが、個々のアレイの長さが短いため、露出設置されていますが、天井の幾何学的なデザインによって余り目立たないようになっています。Danteネットワークを用いたこのシステムは、たった3台のアンプで駆動されます。
2つめの会場はPegasus Roomです。こちらは最大2,000人を収容可能で、スポーツやパフォーマンスなど非常にバラエティ豊かなイベントが開催される会場です。こちらには4台のGEO S12ラインアレイモジュールで構成されるクラスターが2か所に設置され、アリーナのコートをカバーしています。スタンド席用は、たった4台のPS15ポイントソースキャビネットでカバーされています。
3つ目はCongress Hallで、こちらは最大500人を収容する会議場になります。こちらにはシンプルにスピーチ再生用としてPS Seriesが納入されています。そしてPegasus Roomと同様にDanteネットワークを採用しています。
Espace MayenneのFrederic Desir氏の指揮下、システムデザインはDucks Scéno氏が行い、システムの設置はVedelio Rennes社のJean-Luc Imbert氏が行いました。そしてNEXOのエンジニアリングサポート部門も設計などをサポートしました。