オーディオビジュアルのスペシャリストであるWise Productions社はこの夏25周年を迎えますが、そのうち17年間はNEXOのユーザーとしてPS Seriesキャビネットをロンドンの最もファッショナブルな会場でのスマートなパーティーやイベントに持ち込んできました。
David Wise氏が初めてNEXOのラウドスピーカーを購入したのは2000年のことで、ロンドンの科学博物館で行われたクリスマスイベント用に高出力でコンパクトなPS8を8台購入しました。「そのキャビネットは今でも持っています。」と彼は明かします。その後すぐに、Wise Productions社はPS10を在庫に加えました。「このような小さなボックスから得られる素晴らしいサウンドと、PSのデザインが技術的な機器を目立たなくすることを達成するという我々の主要な目的に合致していたことが気に入りました。」
Wise Productions社がロンドンの一流博物館、ギャラリー、会場などの優先サプライヤーのステータスを獲得し、拡大していく中で、ある瞬間、状況が一変しました。「2009年、大英博物館のグレートコートで大きなイベントがありました。」とDavid Wise氏は振り返ります。「そこで、NEXOのGEO S1230ラインアレイモジュールを持ち込み、スタンドにペアでセットアップしました。オーディオ機器を会場に特化させたのはこれが初めてでしたが、その結果は非常に良好で、NEXOとの関係が変わりました。このとき、私たちはNEXOのレンタルハウスとなることを認識したのです。」
やがてWise Productions社のオーディオエンジニアは、新しいGEO M6ラインアレイのエレガントでコンパクトなモジュールに注目するようになりました。「しかし、M620のような小型のキャビネットは、実際に音を聴いてもらうまでは、彼らを説得するのには少し時間がかかりました。」現在、汎用性の高いM6モジュールはWise社の在庫の一部として、シングルユニット、ポールマウントのペア、ラインアレイとして使用され、多くの人に愛用されています。
イギリス内の35の会場と取引をしているWise Productions社は、照明、映像、プロジェクション、ステージング、オーディオのサービスを提供する20名のフルタイムスタッフを抱えています。同社の従業員”Wise Guys”の作業手順はシンプルで、軍隊のような正確さと遊び心をミックスし、すべてを美しく見せることに細心の注意を払っています。「私たちは常に、非常にタイトな搬出入のスケジュールで仕事をしています。」とDavid Wise氏は言います。「私たちは、搬入と搬出を迅速に行うためにフライトケースを特別に設計し、できるだけ早く見栄えが良くなるように、ケーブルも正確にカットしています。」
その結果、Wise社はNEXOの高出力で超コンパクトなポイントソーススピーカー ID Seriesにたどり着き、現在、スピーチプレゼンテーション用スピーカーとして愛用されています。「スピーカーをフライングで設置する時間はありません。私達はID24を広いスペースが必要になる一般的なスピーカースタンドも使用せず、スティック(ポール)を取り付けた専用ベースに載せて、美術館やギャラリー、スピーチ付きのディナーの理想的なシステムにしています。そして、そのシステムはとてもエレガントに見えるのです。」
ID24はWise社特製のフライトケースに収納され、様々なマウントオプションが用意されており、スピーディーに現場へ届けられます。高いSPL出力と可変な指向性の組み合わせは、Wise Productions社の様々なイベントに欠かせないラウドスピーカーとなっています。
All photos, © Wise Productions.