NXAMPMk2
コンパクト、軽量、パワフル、ネットワーク対応のNXAMPMK2パワードTDコントローラーは、大規模な固定設備やツアリング用NEXOシステムに最適なパワー&コントロールソリューションです。
強力なパワー、正確なコントロール、そして柔軟なネットワーク。
高度な信号処理技術と最先端の4チャンネルClass Dアンプの融合により、フレキシブルでパワフルかつ軽量コンパクトなNEXOスピーカーシステム用のパワー&コントロールソリューションを実現する次世代のパワードデジタルT Dコントローラー、それがNXAMPMK2です。ラインナップには1300Wx4、
2500Wx4、4500Wx4(いずれも2Ω時)の3機種を用意。システムの規模に応じてより適したモデルを選
択できます。
NXAMP4x1MK2は15.7kg、NXAMP4x2MK2は16.1kg、3UのNXAMP4x4MK2は25kgです。
NEXOとYamahaのコラボレーションによって確立された、DSP搭載型パワーアンプの新しいスタンダード
NEXOは、高性能ラウドスピーカーのDSP制御テクノロジーで一歩先を行くメーカーです。一方ヤマハは、高効率・高信頼性のパワーアンプの開発において、長きに渡り他の追随を許さない技術と経験を蓄積してきました。そんな2社の開発チームによるコラボレーションがNXAMPの可能性を更に広げ、そしてかつてない製品を生み出したのは必然の流れだったと言えます。
軽量コンパクトで完璧なパワーソリューション
NXAMPMK2はツアリングと固定設備のどちらにも最適です。フロントパネルにはすべての主要なパラメーターに簡単にアクセスできる大画面カラータッチスクリーンを、リアパネルにはさまざまなコントロールならびにネットワーク接続用のポートを装備し、簡単にセットアップできる便利さと多様なシステムに対応する柔軟性を両立しています。
そして、何よりも重要なポイントは更に進化を遂げたそのサウンドクオリティ。
NXAMPMK2がNEXOスピーカーとの組合せにより生み出すかつてないレベルの高音質は、オーディエンスにまったく新しい体験をもたらします。
4500W x4 from a 3U rack
最先端クラスDアンプのNEXO NXAMPMK2は、24bit/96kHzのコンバーターと64bitの信号処理を組み合わせることにより、既に高い評価を得ている初代のNXAMPから更なる音質の向上を実現しました。また、3つの新しいマルチコアDSPが統合されたNXAMPMK2の頭脳部には新しいアルゴリズムが導入されており、今後も新世代のファームウェアアップデートを継続することで、ハードウェアプラットフォームとして長きに渡る活躍が保証されています。
主電源電圧範囲は100~240ボルトで世界中どこでも使用でき、堅牢な電源はPFC(力率補正))テクノロジーを採用し電力変換効率を最大化しました。オーディオ入力部はフレキシブルで、カスケード接続されたコンバーターを使用し低出力ノイズを実現した4チャンネルの高性能アナログ入力に加え、リアパネルの拡張カードスロットを介して4つのデジタル入力(AES/EBU、EtherSound™、Dante™、またはAES67)を利用することが可能です(いずれも自動アナログフォールバック機能対応)。
また、デフォルトで付属のデュアルEthernetポートカード「NXRM104」からもNEXOのアンプ管理ソフトウェア「NeMo」とシームレスに連携することができ、他のオプションカードと同様に、アンプの個別もしくはデイジーチェーンによる複数台一括のコントロールを簡単に行うことが可能です。リアパネルには、4つのspeakON出力ポートと拡張カードスロットの他にもRS232シリアルポートとGPIOポートを備え、多様な制御に対応します。
指先によるコントロール
NXAMPMK2の設計フィロソフィーの中核である“使いやすさ”を体現した4.3インチ大型カラー液晶タッチスクリーンにより、アンプのフロントパネルからすべての主要な機能に直接アクセスできます。
ARRAY EQ, USER EQ, MUTE AND METERS, EQ DETAIL
Array EQ:Array EQの2つの設定によって、低域と高域におけるグラウンドスタッキング、およびラインアレイの効果をより適切に補正できます。
User EQ:選択したキャビネットのプリセットEQとArray EQに加え、各チャンネルごとに最大8バンドのPEQを用意しています。
Mute and Meters:NXAMPMK2のミュート機能は、個別チャンネルと複数チャンネル一括の2つのレイヤーを備えています。また、「Voltage」メーターと「Protection」メーターにより、システムのヘッドルームに関する情報を一括で確認できます。
EQ Detail:User EQは見やすさを考慮してフルスクリーン表示されます。バンドタイプ、周波数、ゲイン、Q、およびオン/オフステータスを簡単に編集することが可能です。
Inactive Screen, Scene Parameters, Inputs, Setup
Inactive Screen:一定時間何も操作しないと表示される画面です。この画面はNeMoを使用して、ユーザー独自のイメージにカスタマイズできます。
Scene:シーン・パラメーター各種パラメーター(ボリューム、ディレイ、ゲイン、EQ、入力パッチ、セットアップなど)を32のシーンスロットのいずれかに保存したり、コピー/ペーストしたりできます。
Inputs:「Inputs」画面には入力レベルが表示され、入力のアライメント機能を使用できます。入力パッチは直感的に編集することが可能です。
Setup:NEXOまたはカスタムセットアップは、1チャンネルずつ、もしくは複数チャンネル一括で編集することが可能です。この画面では、キャビネットの名前、クロスオーバー、および出力パッチを常に確認できます。
Load Monitoring, System Headroom, Log, Volume, Gain and Delay
Load Monitoring:「Load Monitoring」機能はすべてのチャンネルにて設定・使用することが可能で、スピーカーの状態に問題がないかをリアルタイムで確認できます。
System Headroom:アンプレベルとスピーカー温度、変位、プロテクションレベルの情報がリアルタイムに表示されます。
Log:さまざまなパラメーターおよびアラートはログに常時記録され、NXAMPMK2の使用状況に関する重要な情報を確認できます。
Volume, Gain and Delay:メニュー間を移動したり、1つ以上のチャンネルのボリューム、ゲイン
(-18~+18 dB)、およびディレイ(最大1秒)を1チャンネルずつ、もしくは複数チャンネル一括で編集することが可能です。
Optional network cards
アナログ入力に加え、リアパネルの拡張カードスロットを介して4つのデジタル入力(AES/EBU、EtherSound™、Dante™、またはAES67)を利用することが可能です(いずれも自動アナログフォールバック機能対応)。
また、デフォルトで付属のデュアルEthernetポートカード「NXRM104」からもNEXOのアンプ管理ソフトウェア「NeMo」とシームレスに連携することができ、他のオプションカードと同様に、アンプの個別もしくはデイジーチェーンによる複数台一括のコントロールを簡単に行うことが可能です。
NeMo System Management
Windows、macOS、iOSで利用可能なシステム管理ソフトウェア「NeMo」は、有線または無線ネットワーク経由で多くのNXAMPMK2アンプを簡単にコントロールできます。
魅力的で直感的なユーザー・インターフェースを介して、デバイスの管理、位置決め、パラメーター(レベルなど)のモニタリング、新しい値(プリセット、ボリューム、ディレイ、EQなど)の設定が可能です。加えて強力なログ記録とアラートシステムも搭載されています。